【情熱の風】(株)春興業 須田光治さん

[ Vol.104(2016年11・12月) ]

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確かな技術と熱い思いで建物をつくりあげる



春興業 須田光治さん 今年開催されたリオオリンピック・パラリンピックでは選手たちの熱戦で盛り上がりをみせました。そして、次は東京オリンピック・パラリンピックが待っており、大型施設の建設ラッシュにより需要増加にわくと言われているのが建設業です。数多くの会社が存在する業界ですが、熱い思いをもった社長が取り仕切る会社が厚木・愛川にあります。今回は、県央地区を拠点に鉄筋系の建設事業を展開されている須田さんにお話を伺いました。

 須田さんが建設業を志したのは18歳の時でした。もともと、体を動かすことが好きだったため、内勤より外で働く仕事を希望していました。そんな中、鉄筋の建設の求人を見つけて就職しました。この業界は体力勝負の世界ですが、体力に自信のある須田さんにはぴったりだったという。「これは一生かけてやっていく仕事だ」と確信した須田さんは厚木で会社を設立し、愛川に事務所を構えました。それが「春興業」です。
 社員はみな若く、エネルギッシュな雰囲気あふれる職場だという。ベトナムやインドネシアなどの東南アジアからは定期的に実習生を採用して、教育にも励んでいます。実習生は数年経つと本国へ帰国してしまいますが、須田さんが伝授した技術が海外で活かされ、発展にもつながっています。春興業は今も、ガッツのあるスタッフを募集中だそうです。

「なにもないまっさらな土地に建物を作り上げていく作業は、完成後の達成感は大きい」、また最近手がけた給食施設にも思い入れがあるようで、「その施設で作られた給食を食べる子供たちの姿を想像すると嬉しくなる」と須田さんはやりがいを熱く語ってくれました。
「今後も地域密着、人と人のつながりを大切にしながら自慢の品質を武器に事業を展開していきたい」と語る須田さんの目は希望に満ち溢れていました。



電話番号
046-280-5127
住所
神奈川県愛甲郡愛川町中津3409-8

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